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気になる!その一枚 No.4
 ばぶるすでは、いろんな生き物が見られます。季節ごとの蝶が羽化したり、ついこの間、秋の始まりには鈴虫が鳴いていました。今回、新に「るりたては」という蝶が羽化したので、ちょっと観察日記を載せようと思います。

 「るりたては」 たては蝶科
 成虫で越冬し、年に数回羽化発生する。平地から山地まで見られるが、山麓から中山にかけて多い。
 黒地にるり色の帯、前羽表面には白い肩章、裏面は凝った木肌模様。

 蛹が届いたのは、今から2週間くらい前のこと。いつも遊びに来てくださる星さんというおじ様のご好意で、こういう感動にめぐり合えることができます。その姿は宇宙船か・・・、何か見慣れない姿に見入ってしまいます。どうしてこういう形になったのか、一番無駄の無い形状とは思いますが、すばらしい造形です。
 羽化したばかりに、蛹から落ちてしまい拾い上げたところ。まだ羽はふにゃふにゃで足の動きも覚束きません。
 ちょうどお店に居合わせたお客さまに「羽化したところなんです」といきなりではありますが話しかけたところ、大変喜んでいただき記念撮影をすることに。掲示板にも書き込んでくれました。ありがとうございます。
 蝶は壁にある額縁に留まり場所を見つけて、3時間あまりじっとしていました。その間蝶の体からは水滴が落ち続け、羽は見る見るぱんぱんに張っていきました。体から出た水分は蛹のときまで必要だった体液で羽化後に血液のように羽へ廻り、余分な水分が体外へ排出されるのだそうです。
 羽をぱたぱたさせながら天井へ向けて歩いていきました、綺麗な瑠璃色が照明に照らされてきらきらきらめいていました。その様子は、たくさんのお客様が目撃されたと思います。おもちゃかと思ったとか、抜け殻と見合わせてこんな小さなところに入っていたのねと不思議に思われたり、生命の不思議は同時に美しくもあります。
 PS:蝶が羽化する時蛹の中から真っ赤な液体が出てきます。見た感じは本当に血液のようで白い壁に残っていたときは驚きました。それが何なのかわかりませんが、野を舞う蝶を見てまた見る目が変わったような気がします。
 3日ほどお店の中を飛び回ってシャッターを開けたある朝、外の世界へ旅立っていきました。
 

 



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